最近バラエティ番組に引っ張りだこの、元女子サッカー日本代表、丸山桂里奈さん。
澤穂希や川澄奈穂美要する、女子サッカー日本代表黄金期に、スーパーサブのフォワード選手として活躍。
その後は独特なキャラクターを生かし、ホリプロの所属タレントとして活動している。
女子サッカーの代表選手といえば、その輝かしい成績とは裏腹に、普段の給料は少なく、厳しい経済事情で知られている。
Lリーグ(日本女子サッカーリーグ)に所属しながらアルバイトをしている選手も多い。
今回はそんな女子サッカー選手の給料・年収についてご紹介したい。
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女子サッカー日本代表選手の平均年収(年俸)
上記のバラエティ番組で丸山桂里奈さんが、選手時代の年俸について質問され、普通に答えていた。
丸山さんは選手時代、年収400万程度だったということだが、他の選手も300〜400万円程度が平均年収(年俸)だろうというコメント。
月の給料に換算すると25万〜33万円程度だ。
ちなみに、2011年にドイツワールドカップで優勝した際の主力メンバーである宮間あや選手は、当時の年収(年俸)は350万円だったそうである。
海外女子サッカー選手の年収(年俸)
海外の女子サッカー選手となると話は別で、もちろんプロ契約の選手になるが、平均でも1,000万円は超えてくるということ。
ちなみに女子サッカー選手の最高年収はアメリカ代表のモーガン選手で、CMやスポンサー契約の費用などを合わせると、年収約3億7000万円にも上るという。
2012年のロンドンオリンピック後に海外から多くのオファーをもらった宮間あや選手は、自らの意志で岡山のチームに残ったというが、もし移籍していたら年収・給料は3倍以上になっていたと想定される。
引退後の年収(年俸)
丸山桂里奈さんに話を戻すと、おなじ番組でのコメントで、現在の月収は30万円程度ということ。
好感度のこともあるので多少少なくコメントしている可能性もあるし、
テレビへの露出が増えてきたのはここ最近のことなので、この番組収録をしている時点では、まだギャラは全て入っていないと思われるので、もう少し上がってくるのではないかと想定される。
女子サッカー選手からタレントに転身する選手は少ないが、成功すれば大きなステップアップになるだろう。
その他多くの選手は結婚して家庭に入ったり、解説者や指導者になることが多い。
参考までに、女子サッカー日本代表の前監督だった佐々木則夫さんの年収(年俸)は3,000万円だったという。
ワールドカップやオリンピックで上位に入賞していてもこの金額なので、やはり給料・年収という面では女子サッカー界はまだまだ厳しそうだ。
アルバイトしている選手も多い
ちなみに女子サッカー選手と言っても、全員がプロ契約というわけではないので、普段は契約社員やアルバイトとして働きながら、チームでプレーしている選手も多い。
スポーツショップでの販売員やサッカーコーチなどは想像できるが、中にはスーパーのレジやカラオケ店などで働く選手もいたそうだ。
代表の試合になればようやくテレビ放送などで注目されることも増えてきた日本の女子サッカー。
とはいえ世界でも屈指の成績を残していることを考えれば、選手達にとってはとても過酷な世界だ。
1993年、Jリーグが博報堂により大々的にブランディングされて開幕したように、女子サッカーも大きなインパクトのある動きが出てくることを期待したい。
※写真はイメージです
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