FCバルセロナの下部組織から帰国後、日本の至宝と言われ期待されている、久保建英選手(FC東京所属)。
15才でJリーグデビューを果たし、Jリーグ史上最年少記録を塗り替えた。
Jリーグも創設から20年以上が過ぎ、下部組織からの育成も効果を見せ始めており、若い才能が国内外で話題になることも多くなってきた。
久保選手はもちろん、レアルマドリードのカデーテB所属の中井卓大選手など、下部組織から海外を経験する選手も現れているが、国内のJリーガーはどうだろうか。
今回は、10代でJリーグデビューを果たしている選手たちを紹介したい。
スポンサーリンク
久保 建英(くぼ たけふさ)
Jリーグデビュー:15才5ヶ月1日(FC東京U-23にて)
ポジション FW / MF
2001年6月4日生まれ
9才でFCバルセロナの下部組織の入団テストをクリア。
その後、FCバルセロナの18歳未満の外国人選手獲得・登録違反により2015年に帰国。
JリーグではFC東京下部組織を経てトップチームへ。史上最年少ゴール記録を、5歳10カ月11日に塗り替えた。
森本 貴幸(もりもと たかゆき)
By King84 – 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Link
Jリーグデビュー:15才10ヶ月6日(東京ヴェルディにて)
ポジション FW
1988年5月7日生まれ
久保選手が登場するまでのJリーグ最年少出場記録保持者。
当時から10代には見えない恵まれた体格で活躍。
17才の時にはイタリア・セリエAに昇格したカターニアへ移籍。
小野 伸二(おの しんじ)
By Eric Berry aka Efcso – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
Jリーグデビュー:19才(浦和レッズにて)
ポジション MF
1979年9月27日生まれ
高校時代からそのサッカースキルが注目の的だった怪物選手。
高校卒業時にはJリーグの13クラブからオファーを受け、浦和レッズに加入。
18歳でフル代表初出場、フランスワールドカップ第3戦にも出場。
オランダ・フェイエノールトなど海外でも活躍。
市川 大祐(いちかわ だいすけ)
Jリーグデビュー:17才(清水エスパルスにて)
ポジション DF / MF
1980年5月14日生まれ
元日本代表右サイドバック。
高校在学中の17歳322日で国際Aマッチデビュー。これは2014年当時で史上最年少記録だった。
その後歴代代表監督からの信頼を勝ち取るものの、怪我が多く十分な結果を残せなかった。
稲本 潤一(いなもと じゅんいち)
Jリーグデビュー:17歳171日(ガンバ大阪にて)
ポジション MF
1979年9月18日生まれ
黄金世代と言われた元日本代表選手。
ガンバ大阪ユース出身。
アーセン・ベンゲルに見込まれて、イングランドプレミアリーグのアーセナルFCにレンタル移籍、その後プレミアリーグをはじめとした欧州リーグを経験。
宇佐美 貴史(うさみ たかし)
By Fuguito – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
Jリーグデビュー:17歳14日(ガンバ大阪にて)
ポジション MF / FW
1992年5月6日生まれ
ガンバ大阪ジュニアユース時代から「天才」と言われたプラチナ世代。
19才の時にはドイツ・ブンデスリーガの名門、バイエルンミュンヘンへ移籍。
その後波はあるものの、順当に日本代表にも選出され、欧州でプレーを続けている。
堂安 律(どうあん りつ)
Jリーグデビュー:16才344日(ガンバ大阪にて)
ポジション MF
1998年6月16日生まれ
中学進学時に、ガンバ大阪と名古屋グランパスエイトからオファーを受け、ガンバ大阪ジュニアユースへ入団。
日本代表では2017年のFIFA U-20ワールドカップに出場、得点も挙げ、日本の決勝トーナメント進出に貢献。
2017年、オランダ・FCフローニンゲンに期限付き移籍。
鎌田 大地(かまた だいち)
Jリーグデビュー:18才(サガン鳥栖にて)
ポジション MF
1996年8月5日生まれ
ガンバ大阪ジュニアユースから東山高校を経て、サガン鳥栖でのデビューを果たす。
U-23としてトゥーロン国際大会には出場したものの、リオデジャネイロオリンピックメンバー入りは逃す。
2017年、ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトへ完全移籍。移籍早々ゴールも挙げている。
鈴木 優磨(すずき ゆうま)
Jリーグデビュー:19才(鹿島アントラーズにて)
ポジション FW / MF
1996年4月26日生まれ
驚異的な跳躍力と闘争心が武器の、鹿島アントラーズのFW。
FIFAクラブワールドカップ2016にも出場し得点を挙げている。
小川 航基(おがわ こうき)
Jリーグデビュー:18才(ジュビロ磐田にて)
ポジション FW
1997年8月8日生まれ
桐光学園時代に1年生ながら第92回全国高等学校サッカー選手権大会に出場。
日本代表では2017年のFIFA U-20ワールドカップに出場、得点も挙げたが、怪我により大会途中で離脱。