By Waka77 – 投稿者自身による作品, CC0, Link
横浜Fマリノスのレジェンド、中村俊輔選手がついにジュビロへの移籍を発表した。
原因としてはチームの運営会社が代わり、大幅な方針転換が決まったためだと言われている。
特に今までチームを支えてきたベテラン中澤の年俸を半減提示したり、退団する選手への配慮などが大きく欠けていたというのだ。
ただ、そんな中、マリノスは中村選手に年俸1億2000万円を提示。
しかし最終的に中村選手は年俸8,000万円のジュビロ磐田を選んだのだ。
ニュースなどでは年俸を4,000万円も下げてジュビロを選んだ俊輔選手のサッカーへの想いが取り沙汰されているが、
移籍の善し悪しやチームの意向などはさておき、ジュビロの他の選手達はどのくらいの給料(年俸)をもらっているのだろうか?
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チームとしての総年俸
推定年俸については、よくサッカーダイジェスト等の雑誌などでも取り上げられているが、まずジュビロ磐田がチームとして支払っている総年俸は
6億6720万円(2016年)
と言われている。
ちなみにジュビロには2016年現在で、32人の選手が登録されているので、
平均すると2,085万円となる。
選手ごとに見てみると
続いて選手ごとに見てみると、1番多くもらっているのはジェイ選手で、年俸は8000万円と言われている。
ジェイ選手の活躍と34歳という年齢を見れば、妥当な金額と言えるかもしれない。
2位は4選手いるが、目を引くのはフランスなど海外でも活躍した、松井大輔選手。
年俸はぐっと下がって4,000万円だ。
加藤ローサという芸能人と結婚するほどの選手だが、意外と少ない?という印象か。
ただ、近年しばらくJ2にいたジュビロとしては、仕方ないのかもしれない。
4,000万円クラスにはそのほかに、太田吉彰選手、上田康太選手、アダイウトン選手がいる。
続いて興味深いのは、2016年、オランダのヘーレンフェーンへ移籍し、日本代表でも初ゴールを挙げた小林祐希選手。
24歳という若さながら、チームでは6番目に高年俸で、3,000万円。
他チームの選手で高年俸は誰?
ちなみに、ジュビロ以外のチームで中村俊輔選手クラスとなると、
ガンバ大阪の遠藤保仁選手の年俸は1億6000万円。
これはJリーグ全選手中、1位の高年俸だ。
2位は中村俊輔選手で、1億3000万円に付けている。
3位は同じ横浜Fマリノスの元日本代表中澤佑二選手で、1億2500万円。
今回(2017年)半減提示されたというから、6,000万円くらいになってしまうのだろう。
では、同じ年俸8,000万円クラスの選手は?
続いて、今回ジュビロで中村選手がもらう年俸と同じ、8,000万円帯の選手を見てみると、
・西川周作(日本代表・浦和レッズ GK)
・小笠原満男(元日本代表・鹿島アントラーズ MF)
・槙野智章(日本代表・浦和レッズ DF)
・パトリック(ガンバ大阪 FW)
・楢崎正剛(元日本代表・名古屋グランパス GK)
と蒼々たるメンツ。
そう考えると中村選手が8,000万円というのは、一応許容範囲と見ることもできそうだ。
ちなみに監督の給料は?
おまけ情報として監督の給料。
当のジュビロ磐田の監督名波浩は、2000万円。
以外と少ないと思ったのは自分だけだろうか。
中村と同じ8,000万円クラスで見ると、
・ペトロビッチ(浦和レッズ)
・ミルトン・メンデス(柏レイソル)
といったところだ。
ちなみに一番多くもらっているのは2016年だと、神戸のネルシーニョ監督。
Jリーグ経験も長い名将は1億5000万円をもらっている。
続いてガンバ大阪の長谷川健太監督で、1億円だ。
「お金ではない」
以上中村俊輔選手を中心にJリーグ選手や監督の給料(年俸)を見てきたが、
当の本人は当然、「お金ではない」と言っている。
チームや選手、ファンに感謝して、楽しくサッカーと向き合いたい旨の発言。
その言葉どおり、中村選手は2017年、4,000万円少ない年俸でジュビロ磐田へ移籍する。