いよいよ40歳も間近にせまった日本のレジェンド小野伸二。
現在はコンサドーレ札幌でプレーを続けている。
当時ドイツ・ブンデスリーガよりもレベルが高いと言われていたオランダのフェイエノールトで誰もが認める結果を残し、ドイツ、オーストラリアを渡り歩いて札幌にたどり着いた。
チームが目指すサッカー感が合うという理由で、オランダ時代と並ぶ5年目のシーズンを終えた。
そんな小野伸二について聞くと、誰もが「性格がいい」「いい奴」というのだそうだ。
今回は、そんな小野選手の性格のよさが垣間見えるエピソードをいくつかご紹介したい。
タイのメッシからも絶大な信頼
By www.thai-fussball.com, CC 表示 3.0, Link
タイ人初のJリーガーとなった、おなじ札幌のチャナティップ。
タイのメッシと言われ、1年目にしてチームにしっかり効果を現した名手も、小野伸二に絶大な信頼をおいている。
来日当初のチャナティップは、イングランド人のジェイにプレーに対してきつく言われ、泣いてしまったことがあるという。
そんな彼を小野が食事に誘って、たびたびご馳走してあげていたのだそうだ。
テレビ番組でもその人なつっこい性格が
テレビ朝日やべっちFCのフットサルに出演した小野伸二。
チームメイトはおなじ札幌の稲本やポーランドへチャレンジした松井大輔など蒼々たるメンバー。
ゲーム後のトークでは、収録後に飲みにいくことになっていたそうで、その連絡がうまく届いていなかった松井に対して
「俺が段取りしてうまく伝わってなかったみたい、ごめんごめん」的なコメントをしている。
各チームから来ているメンバーに声をかけて飲み会をセッティングするところなど、いい兄貴分であり、いい奴、と言っていいのではないだろうか。
中村俊輔も認める小野伸二という人
同じくスコットランド・セルティックでレジェンドとなった中村俊輔も小野伸二を絶賛している。
twitterのキャンペーンでのファンからの質問に、「Jリーグでは自分よりうまいのは小野伸二だけ」と答えている。
技術力ももちろん誰もが認めるクオリティだが、決して雄弁ではない中村俊輔があえて名前を語るのは、それだけ信頼も得ているという証拠だろう。