【海外の反応】サッカー日本代表の長澤和輝、異例の経歴と海外の評価

By © Raimond Spekking / CC BY-SA 4.0 (via Wikimedia Commons), CC 表示-継承 4.0, Link

 

2017年、レンタル移籍から浦和レッズに戻り、徐々にその本領を発揮し始めている、長澤和輝選手。
同世代でベルギーで活躍する森岡亮太選手と共に、日本代表にも初選出された。

そんな長澤選手だが、サッカーファンでなければ、彼がすでにドイツの名門クラブに所属したことがあるのを知らない人も多いのではないだろうか。

今回は、そんな長澤和輝選手のざっくり経歴と、海外の反応・評価をご紹介したい。

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輝かしい学生時代

千葉出身の長澤選手は、八千代高校サッカー部メンバーとして、高校サッカー選手権に出場。最優秀選手を受賞する大活躍を果たした。
その後は専修大学へ進学し、1年次からレギュラーとして活躍、関東大学サッカーリーグの3連覇にも貢献している。
また、在学中から横浜F・マリノスに特別指定選手として参加し、Jリーグデビューも果たすという異色の学生時代を過ごした。

プロキャリアはドイツから

その後は、当時ドイツ・ブンデスリーガの2部にいたFCケルンのテストを通過して加入。
これで、正式にはJリーグチームを経由せず、いきなりドイツのチームと契約をすることになった。

ただ、ポテンシャルや技術は一定の評価をされたものの、怪我の影響もあり、結果はふるわず。
2年半の在籍でリーグ戦10試合出場で1アシストという成績だった。
ちなみに、在籍時には同じ日本人である大迫勇也選手とも一緒にピッチに立っている。

Jリーグへ逆輸入

2015年にはJリーグの浦和レッドダイヤモンズへ完全移籍。
海外リーグからの逆輸入という形になった。
そのままJ2のジェフユナイテッド市原・千葉へ期限付き移籍をし、中心選手として活躍した。

浦和レッズと日本代表

その後2016年には浦和レッズへ復帰。
メキメキとその実力を発揮し始め、2017年にはハリル体制の日本代表に初選出された。

海外の反応・コメント

そんな長澤選手だが、古巣ケルンの監督やサポーターなど海外からの評価は上々だ。

シュマッケ氏(FCケルンマネージャー)

「和輝は大きな才能の持ち主で、素晴らしい若者。手放したくはない。ケルンへの移籍は素晴らしいものであり、両者にとって成功だったのだ。彼にとってもケルンの時間は良いものだった、そう確信している」

ペーター・シュテーガー(FCケルン監督)

「「もちろん和輝がいなくなるのは残念です。彼は人間としても素晴らしい。しかし、彼の決断も分からないわけでもない」」

ケルンサポーター

「なんでプレー時間がこんなに少ないんだ?個人的にはうちのチームのベストプレーヤーだよ」
「スタメンに名前があった時点で大喜びしたわ。(現CSKA)トシッチ以来FC(ケルン)の選手で見ていてこんなに楽しい選手はいない」
「彼は何十億の移籍金をうちにもたらすだろう」
「サッカーを凄く理解している長澤と大迫がいるシーズン最後の2試合が楽しみだ」

(sportive取材陣に対して)

「日本人だよね? ナガザワ(ドイツ語では単音の「s」を濁音で発音するため「サ」ではなく「ザ」と読む)は素晴らしい選手だね! 彼はこの前まで日本の大学でプレイしていたんだろう? まだ若いし今シーズンは控えだと思っていたんだけど、こんなにすぐレギュラーを獲るなんて驚きだよ!」

怪我をしたときには嘆くサポーターの声も多かった。

「これは悲しいニュース、俺は彼が偉大なキッカーだということを知ってる。早く回復して、以前より強くなって戻ってきてくれ!」
「俺たちは彼のパフォーマンスが変わらないことを祈ろう。」

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