By Major League Soccer LLC – Extracted from MLS 20th Season Overview Brochure, パブリック・ドメイン, Link
イタリア・セリエAのACミラン所属の本田圭祐選手。
2017年夏の契約満了を間近にして、いよいよ移籍の噂が飛び交っている。
ミランの10番を背負っているとはいえ、なかなか出場機会や結果が伴わず、4大リーグ(プレミアリーグ、リーガエスパニョーラ、ブンデスリーガ、セリエA)内での移籍は厳しいのではないかという見方も多い。
そんな中で移籍話として現実味を帯びているのが、アメリカのMLS(メジャーリーグサッカー)だ。
選手の”爆買い”でおなじみの中国リーグからのオファーも噂されているが、リーグ規模やクオリティ的に、MLSがひとつ有力な移籍候補であると見るメディアも多い。
MLSはベッカムやジェラード、ドログバなど、ビッグネームも多く在籍したリーグで、日本人では現サンフレッチェ広島で元日本代表の工藤壮人も在籍していた。
そんなアメリカのサッカーリーグだが、当然サッカー以外でもアメリカで活躍する日本人選手は多い。
今回はサッカー選手はもちろん、その他スポーツまで話を広げて、アメリカで挑戦する(した)日本人スポーツ選手をご紹介したい。
MLS・メジャーリーグサッカー(サッカー)
日本人×MLSといえば、日本代表クラスの日本人選手では初の移籍といえる工藤壮人選手。
2015年に柏レイソルで結果を残し、バンクーバー・ホワイトキャップスへ移籍している。
また、女子サッカーではアメリカがFIFAランキング世界一位の強豪のため、澤穂希選手や川澄奈穂美選手など、日本代表選手も多くチャレンジしている。
・工藤壮人(バンクーバー・ホワイトキャップス)
・鈴木隆行(ポートランド・ティンバーズ)
・木村光佑(アトランタ・シルバーバックス他)
・田中輝和(レアル・ソルトレイク)
・小林大悟(バンクーバー・ホワイトキャップス)
・加地亮(チヴァスUSA)
・澤穂希(ワシントン・フリーダム他)
・川澄奈穂美(シアトル・レインFC)
・宮間あや(アトランタ・ビート他)
・鮫島彩(ボストン・ブレイカーズ)
MLB・メジャーリーグベースボール(野球)
野茂英雄のチャレンジを皮切りに、今では続々と日本人選手が移籍しているMLB・メジャーリーグベースボール。
中にはイチローや松井秀喜選手のように、現地でもレジェンドと認められる選手も登場している。
・田中将大(ニューヨーク・ヤンキース)
・イチロー(マイアミ・マーリンズ他)
・岩隈久志(シアトル・マリナーズ)
・ダルビッシュ有(テキサス・レンジャーズ)
・上原浩治(シカゴ・カブス)
・青木宣親(ヒューストン・アストロズ)
・前田健太(ロサンゼルス・ドジャース)
・石井一久(ニューヨーク・メッツ他)
・伊良部秀輝(ニューヨーク・ヤンキース他)
・桑田真澄(ピッツバーグ・パイレーツ)
・黒田博樹(ニューヨーク・ヤンキース他)
・新庄剛志(ニューヨーク・メッツ他)
・野茂英雄(ロサンゼルス・ドジャース他)
・長谷川滋利(アナハイム・エンゼルス他)
・松井稼頭央(ヒューストン・アストロズ他)
・松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース他)
・松坂大輔(ボストン・レッドソックス他)
・マック鈴木(カンザスシティ・ロイヤルズ他)
・吉井理人(モントリオール・エクスポズ他)
NBA(バスケットボール)
アメリカのプロバスケットボールリーグで契約を勝ち取った日本人選手はこれまで2名。
川村卓也、竹内公輔などサマーリーグへの参加はあったものの、バスケットボールの本場での契約がいかに難しいかが垣間見える。
・田臥勇太(フェニックス・サンズ他:2003〜2008)
・富樫勇樹(ダラス・マーベリックス:2014〜2015)
NHL(アイスホッケー)
・福藤豊(ロサンゼルス・キングス他)
NFL(アメリカン・フットボール)
こちらもアメリカが本場のアメリカン・フットボール。
ただし、体格などの面でかなり影響あるスポーツのためか、これまでに日本人選手の在籍はゼロ。
栗原嵩選手が3年にわたってチャレンジを続けているが、未だ契約までは届いていない。