すっかり子供たちの間でも人気No1になったサッカー選手。
Jリーガーはもちろん、欧州リーグで活躍する選手が出てきたのもあり、なおさらサッカー選手という職業へのあこがれは強まる一方だ。
ただ、引退後についてはそれほど知られていないのではないだろうか。
華々しく活躍していた選手でその後も引き続きメディア等に露出しているのはほんの一握り。
ではその他大勢の元選手たちは、引退後どのように生きているのだろうか。
今回は第二回として、サッカー選手なら一度はあこがれるであろう、海外のサッカー選手たちの引退後の仕事など、セカンドキャリアについてご紹介したい。
なお、第一回の日本人選手編はこちら。
サッカー選手の引退後は悲惨なのか?仕事や給料は?実際のセカンドキャリア一覧【日本人編】
https://sakalog.net/player_after/
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監督
・ジネディーヌ・ジダン(フランス代表、ユベントス、レアル・マドリード他)
欧州の名選手の引退後に、真っ先に浮かぶのが、やはりクラブチームや代表チームの監督だ。
特にジネディーヌ・ジダン氏は監督未経験(スポーツディレクターや助監督は経験)の状態からレアル・マドリード監督に就任。
FCバルセロナとともに、スペイン・リーガエスパニョーラで毎年優勝を争っている。
・ディエゴ・シメオネ(アルゼンチン代表、アトレティコ・マドリード、インテル・ミラノ他)
アルゼンチン代表で活躍したシメオネ氏も監督となり、アトレティコ・マドリードを強力なチームに仕立て上げている。
日本ではそのリーダーシップを取り上げた書籍もいくつか出版されている。
実業家(ファッションブランド立ち上げ)
・クリスティアン・ヴィエリ、パオロ・マルディーニ
元イタリア代表のクリスティアン・ヴィエリとパオロ・マルディーニは、引退後に「スウィート・イヤーズ」というファッションブランドを立ち上げた。
何ともファッションの国イタリアの選手ぽいセカンドキャリアだ。
・ロナウジーニョ(ブラジル代表、FCバルセロナ)
また、FCバルセロナやブラジル代表で多くの人を魅了するプレーを繰り広げてきたロナウジーニョも「R one」というファッションブランドを立ち上げている。
政治家
・ロマーリオ(ブラジル代表、バルセロナ、PSVなど)
ブラジル代表とバルセロナで一時代を気づいた、ロマーリオ。
引退後は自国ブラジルの下院選挙を経て、2014年にはブラジル上院選挙に当選している。
・アンドリー・シェフチェンコ(ウクライナ代表、ミラン、ディナモ・キエフなど)
ディナモ・キエフ、ミランと順当に活躍し結果を残してきたシェフチェンコ氏も引退後は政界へ。
旧ウクライナ社会民主党で活動していたようだ。
ただ、党の支持率は伸びなかったようで、その後まさかのゴルファーに転身している。
騎手
・マイケル・オーウェン(イングランド代表、マンチェスターユナイテッド他)
イングランド代表で、バロンドールも受賞したことのあるマイケル・オーウェン氏。
引退後はこれまた信じがたいが、競馬の騎手に転身している。
ラッパー
・ロイストン・ドレンテ(オランダ代表、レアル・マドリード他)
元レアルマドリードのサイドで活躍したロイストン・ドレンテはなんとラッパーに転身。
2007年のU-21EUROで一躍脚光をあび、レアルマドリードへ移籍したものの活躍しきれず、その後はイングランドやロシアでプレー。
最終的にはフットボール界にうんざりしたという理由で引退している。
そんなある種の意志を発信するというキャラクターは、ラップで存分に発揮されるのではないだろうか。
クラブ幹部
・ルイス・フィーゴ(ポルトガル代表、FCバルセロナ、レアル・マドリードなど)
ポルトガルのレジェンド、フィーゴは引退後にインテル・ミラノの幹部に就任している。
その後FIFA会長にも立候補したそうだが、選挙期間中に充分な活動時間を与えてもらえなかったとして、途中で立候補を取り下げている。
プロボクサー
・リオ・ファーディナンド(イングランド代表、ウエストハム、リーズ・ユナイテッド、マンチェスター・ユナイテッド)
元イングランド代表のファーディナンド氏は、37歳で引退後なんとプロボクサーに転身。
ライセンス取得に向けてトレーニングに励んでいるのだそうだ。