By Karldodd80 – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
40歳を前にしても、現在もジュビロ磐田で活躍を続ける中村俊輔選手。
得意のフリーキックでのゴールが生まれるたびに、世界のサッカーファンも反応するほどのレジェンドだ。
スコットランド・セルティック時代にはマンチェスターユナイテッド相手に伝説と言われるフリーキックでのゴールを残し、今も語り継がれている。
今回はそんな中村選手への海外の反応、特にサッカー選手や監督たちのコメントをご紹介したい。
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- 1 ロナウジーニョ(元ブラジル代表)
- 2 カカ(元ブラジル代表)
- 3 アンドレア・ピルロ(元イタリア代表)
- 4 デビット・ベッカム(元イングランド代表)
- 5 マルディーニ(元イタリア代表)
- 6 マッツァーリ監督(イタリアセリエA・レッジーナ在籍時の監督)
- 7 ファーガソン(元マンチェスターユナイテッド監督)
- 8 ウェイン・ルーニー(イングランド代表)
- 9 エトヴィン・ファン・デル・サール(元オランダ代表)
- 10 ジョン・テリー(元イングランド代表)
- 11 フランク・ライカールト(元オランダ代表)
- 12 ストラカン監督(セルティック在籍時の監督)
- 13 FWスティーブン・ボイド(ハミルトンFW)、キーラン・ティアニー(セルティックDF)
- 14 イリチッチ(イタリアセリエA・アタランタMF)
- 15 ロベルト佃(代理人)
- 16 セルティック
- 17 ロニー記者(セルティック取材歴30年超の記者)
- 18 クリス・ボイド(元スコットランド代表)
- 19 ニール・レノン(元セルティックでの同僚、その後セルティック監督に就任)
ロナウジーニョ(元ブラジル代表)
By Darz Mol – 投稿者自身による作品, CC BY-SA 2.5 es, Link
言わずと知れた世界的選手、テクニシャンのロナウジーニョも中村選手をお気に入り、とコメントしている。
「中村はお気に入りの選手の一人。左足のテクニックがすごいしプレースタイルが好きだ。フリーキックがうまいよね」
カカ(元ブラジル代表)
By Мельников Александр – http://www.soccer.ru/gallery/1585, CC 表示-継承 3.0, Link
こちらもブラジル代表やACミランで名を残した大御所、カカ選手。
彼もパスやフリーキックを得意としたが、それだけに中村選手の巧さをよく分かっていたのかもしれない。
「(中村の)マンチェスターU戦のFKを見て、衝撃を受けた。彼は完璧なタイミングでボールを蹴った」
「今年のCLのベストゴールは中村のあのフリーキックではないかとブラジル人記者にいじわるを言われた。確かに素晴らしいゴールだった。とはいえ今大会のベストゴールは僕が決めてみせるよ」
アンドレア・ピルロ(元イタリア代表)
By Simon Heseltine – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, Link
フリーキックと言えば必ず名前が挙がるであろう、イタリアの名手ピルロ選手。
フリーキックのレジェンドも中村選手の左足を「魔法」と賞賛。
「魔法の左足だ。あの左足があればなんでもできるはずだ」
デビット・ベッカム(元イングランド代表)
By Brian MInkoff-London Pixels – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
イングランドでフリーキックと言えばこの人。
代表はもちろん、マンチェスターユナイテッドでも多くのゴールを決めた名選手も、中村についてコメント。
「ナカムラの事はもちろん知っているよ。マンU相手にゴールを決めたよね」
マルディーニ(元イタリア代表)
元日本代表監督ザッケローニ氏が、「本物のキャプテンはマルディーニと長谷部だけ」と言うほどのキャプテンシーでイタリア代表を引っ張ったマルディーニ選手。
彼も中村選手のフリーキックを認めている。
「ナカムラのフリーキックの精度はシニーサ(シニシャ・ミハイロビッチ)にも引けをとらないだろう」
マッツァーリ監督(イタリアセリエA・レッジーナ在籍時の監督)
最初の海外でのチームとなったイタリアセリエA・レッジーナで中村選手を重用し、セリエA残留を何度も成し遂げたマッツァーリ監督。
中村選手について、イタリアのレジェンドと並べて賞賛するコメントを残している。
「ナカムラはバッジョのようなもので、FWもできるし、MFもできる。素質のある選手はDFを抜くこともパスも出せるんだ。」
ファーガソン(元マンチェスターユナイテッド監督)
名門マンチェスターユナイテッドで25年に渡って指揮を執り、イギリスでサーというナイトの称号を取得したサー・アレックス・ファーガソン。
マンチェスターユナイテッド時代に、ジョーク混じりに中村選手を賞賛している。
「(中村の)あのゴールは生涯忘れられないだろう。ウチのクリスティアーノ・ロナウドがいつもナカムラのあのフリーキックの蹴り方を真似しているんだよ(笑)」
ウェイン・ルーニー(イングランド代表)
マンチェスターユナイテッドとイングランド代表を長きにわたり率いてきたルーニー選手も、中村を賞賛。
自分のインタビューで中村のことを聞かれてコメントしている。
「ファンタスティック!以上!!それより僕の事を聞いてくれないか?」(セルティック戦の後、自身のインタビューで中村について聞かれ)
エトヴィン・ファン・デル・サール(元オランダ代表)
【伝説】中村俊輔 CL マン・U戦 決勝点となる芸術的フリーキック / Syunsuke Nakamura
チャンピオンズリーグで2度に渡り、中村俊輔選手の伝説のフリーキックに沈んだ、オランダ史上最高のゴールキーパーと呼ばれるファンデルサール選手。
インタビューで例のフリーキックのことを聞かれ、以下のようにコメントしている。
「言い訳するわけではないけどあのようなフリーキックを蹴られたらキーパーにできる事なんてなにもないと思う」
ジョン・テリー(元イングランド代表)
「ナカムラのフリーキックはすごかったねえ」
フランク・ライカールト(元オランダ代表)
「ナカムラはシャビと同じ能力を持った素晴らしい選手だった」
ストラカン監督(セルティック在籍時の監督)
セルティック時代にレジェンドとなった中村俊輔を率いた監督。
チャンピオンズリーグでの中村選手のゴールに、狂喜乱舞した映像を知っている人も多いかもしれない。
当然中村への賞賛は惜しみない。
「周囲が言うとおり、中村はタックルができないし、ヘディングもできない。それがどうした?彼は天才だ!」
FWスティーブン・ボイド(ハミルトンFW)、キーラン・ティアニー(セルティックDF)
これは本人達のコメントではなく、ハミルトンの公式ツイッターでのもの。
中村が所属したセルティックとの試合の前日、ハミルトン所属のボイド選手と、セルティック所属のティアニー選手が、ともに中村俊輔選手のファンだったコメントをツイートしている。
「ハミルトンとセルティックは明日戦う。我々のボイドとセルティックのティアニーは、U-11チーム時代にナカムラの両側で写真に収まっている」
イリチッチ(イタリアセリエA・アタランタMF)
イタリアセリエAのフィオレンティーナで活躍し、2017年からアタランタへ移籍したイリチッチ選手も中村俊輔を賞賛。
イタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトの取材で、誰にインスピレーションを受けたか、という質問に対し、以下のコメントを残している。
中村俊輔をお手本にしているのだそうだ。
「セルティック時代のナカムラ。世界一で素晴らしかった」
ロベルト佃(代理人)
柴崎岳をスペインに送り込んだ件を始め、敏腕と称されるサッカー選手の代理人を務める、ロベルト佃氏。
2012年のイタリアメディアのインタビューで、中村俊輔の劣ることのない価値や人気を示すコメントを残している。
「俊輔には、中東や中国から多くのオファーがあります。セルティックもそうですね。セルティックは彼に大きな愛情を持っているクラブで、スコットランドで引退してもらうために獲得を望んでいるようです」
セルティック
そして中村俊輔がレジェンドとして名を残したセルティックでは、スペイン移籍後もチームから惜しみない愛情が注がれていた。
チームを移籍しても、引退試合をセルティックでやってほしいという打診をしていたのだそうだ。
チーム関係者もかなりの愛情を持ってくれていたのがわかる。
中村の契約延長を断念する代わりに「せめて現役引退をセルティックパークで迎えてほしい」
ロニー記者(セルティック取材歴30年超の記者)
30年にわたりセルティック取材を続けている記者も、特別な選手として2人だけ名前を挙げている。
もちろん一人は中村俊輔だ。
「長年の取材で多くの外国人選手を見てきたが、中村とラーションだけは特別。セルティックサポーターは、たとえ30年たっても、中村のことだけは忘れない」
クリス・ボイド(元スコットランド代表)
名門レンジャーズで活躍したクリス・ボイドも、かつての宿敵セルティックに在籍した中村俊輔について賞賛のコメントを残している。
「たとえば、スコット・シンクレアとシュンスケ・ナカムラのどちらかを選べと言われても即決できる。常にナカムラが選ばれるだろう」
※スコット・シンクレアは元セルティックの選手。10代でチェルシーに加入しロンドン五輪にイギリス代表として出場、セルティックでも初年からゴールを量産するなど活躍した。
ニール・レノン(元セルティックでの同僚、その後セルティック監督に就任)
「ナカは自分が一緒にプレーした中でも最高の選手だった。手本となるようなプロ選手だ。もうセルティックを去ることになるのだろうが、ヤツのプレーは忘れられないね。(06-07年シーズンの)チャンピオンズリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)戦のFKに、リーグ優勝を決めたキルマーノック戦のFK。セルティックというクラブの歴史において欠かせない選手だった」