By Photo by Tommaso FornoniCropped by Danyele – (Original photo), CC 表示 3.0, Link
イタリアACミランでの出場機会が激減し、移籍の噂が絶えないACミラン所属の日本代表サッカー選手、本田圭祐。
2016年はサッカー選手、プレイヤーとしての結果は満足いくものではなかったはずだ。
ただし、ビジネス面での活動については別。
サッカー選手がやりがちなサッカー教室だけでなく、オーストリア2部のサッカーチームSVホルンを買収し、オーナーになったことは、サッカーファン以外にも知る人は多いだろう。
その他2016年末のオフにはカンボジアのクラブチーム「シェムリアップ・アンコールFC」の経営にも乗り出したり、ことビジネス面においては快進撃、といっていい動きを見せている。
そんな本田圭祐選手、他にもまだまだビジネスをやっており、肩書きも多い。
今回はそのビジネス面から、本田選手の活動をご紹介したい。
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サッカー関連のビジネス
・サッカースクール「SOLTILO FAMILIA」 オーナー
・オーストリア2部「SVホルン」 実質的オーナー
本田圭祐のマネジメント事務所である『HONDA ESTILO株式会社』が経営に参入。実質的には本田圭祐がオーナーとされている。
・カンボジアリーグ、シェムリアップ・アンコールFC オーナー
このタイミングで、チームは「ソルティーロ・アンコールFC」と改名
アパレル・雑貨関連のビジネス
・ファッションブランド「KSK」 オーナー
・香水ブランド「ロードダイアモンド・バイ・ケイスケホンダ」プロデューサー
・スポーツサポートイヤホン・ドリームバディ プロデューサー
イタリアの時計ブランド「ガガ・ミラノ」を左右両腕に付けたり、そのファッションセンスがオシャレだと話題になった本田らしく、アパレルのビジネスにも手を出している。
教育関連のビジネス
・アメリカ・マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ 特別研究員(日本人初・就任期間2年)
デジタル専門の技術研究所と協力し、子どもたちの教育問題の改善を行う
・国連財閥の教育事業「Global Advocate for Youth(グローバル・アドボケイト・フォー・ユース)」任命
世界の貧困問題や教育事情への貢献を認められ、その肩書きを授与
本田選手は、子供の教育(サッカー教育だけでなく)にも熱心なようだ。
自らがオーナーのSVホルンでもITを育成に生かそうとしているが、それはサッカーだけにとどまらないようだ。
プレイヤーとしての今後とも関わってくるが
一部ファンからは「プレーに集中しろ」「練習しろ」「香水とファッションブランドだけはやめよう」との声も上がるが、
その自分の意志を貫く姿勢で、次々とマスコミを騒がせている。
また、SVホルンの経営を進める本田圭祐とHONDA ESTILO株式会社は、ITを活用して選手のデータを分析して育成に役立てる仕組みも取り入れ、スポーツビジネス界を一瞬騒がせたりもしている。
これをドイツのソフトウェア企業と連携して「HONDA NO LIMITS PROJECT」として動かしていることから、
次は、ソフトウェア開発や販売、導入支援なども新規ビジネスとして立ち上がる可能性もあるかもしれない。
本人もコメントしているが、「サッカー選手としてのキャリアは終盤にさしかかっている」本田選手。
移籍問題やロシアワールドカップ予選など、まだまだ戦いは続くが、そのセカンドキャリアについては、心配はいらなそうだ。